【ニューヨーク=共同】国連が職員を対象に19日に実施した人種差別に関するアンケートで、「あなたは自らをどう認識していますか」という質問項目の選択肢の一つに、米国でアジア人への蔑称として使われる「イエロー」を挙げていたことが分かった。国連は批判を受け、文面を修正すると明らかにした。ロイター通信が伝えた。

ニューヨークの国連本部(2019年6月撮影)

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ニューヨークの国連本部(2019年6月撮影)

アンケートは、グテレス事務総長による「人種差別撲滅キャンペーン」の一環。電子メールで職員数千人に送付され、一部職員が非難の声を上げた。選択肢は「ブラック、ブラウン、ホワイト、イエロー、ミックス、その他」となっていた。

欧米ではアジア系の人々に対する差別的表現として「イエロー」が使われてきた経緯がある。ドゥジャリク事務総長報道官は批判を受け「適切に修正する」と表明した。

米国では5月の黒人男性暴行死事件を受けて人種差別問題が注目を集め、グテレス氏はたびたび人種差別根絶を呼び掛けている。